Processingクイックリファレンス


colorMode() カラーモードを設定する


 Processingが色の情報を処理する方法を設定します。fill()、stroke()、background()、color()といった関数では、通常0から255までのRGB値で色を指定しますが、この関数を使って値の範囲を変更したり、色相・彩度・明度で指定するHSBモードに切り替えることができます。たとえば、colorMode(RGB, 1.0)を実行すると、有効な値は0から1.0までの浮動小数点数(float)となります。

【構文】
colorMode(mode);
colorMode(mode, range);
colorMode(mode, range1, range2, range3);
colorMode(mode, range1, range2, range3, range4);

【パラメータ】
mode RGBまたはHSB
range 色を指定する値の範囲(intまたはfloat)
range1 赤または色相の範囲(intまたはfloat)
range2 緑または彩度の範囲(intまたはfloat)
range3 青または明度の範囲(intまたはfloat)
range4 透明度の範囲(intまたはfloat)

【戻り値】
なし



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Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.0 Generic. (公開:2011-10-20)
このドキュメントはTakumi Funadaがprocessing.orgのリファレンスをベースに、書籍『Processingをはじめよう』のために執筆したものです。紙数の制約により、書籍の内容に関連する項目を選び、説明を簡略化しています。全機能に対するより詳しい解説が必要な場合は、processing.orgか開発環境に付属するドキュメントを参照してください。
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