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splitTokens() 文字列を分割する


 splitTokens()関数は文字列中にトークン(目印となる文字)があると、そこで分割し、配列に収めます。デフォルトのトークンはスペース、タブ、改行などです。トークンは指定可能で、カンマやスラッシュなどで区切られたリストも処理できます。

【構文】
splitTokens(str)
splitTokens(str, tokens)

【パラメータ】
str 分割対象の文字列
tokens トークンとなる文字(複数のキャラクタ)

【戻り値】
String[]

 次の例は与えられた文字列を分割して必要なデータを取り出し、ちょっとした計算をします。

String t = "Banana 98 2";
String[] s = splitTokens(t);		// トークンで分割
int price = int(s[1]) * int(s[2]);	// 整数型に変換して掛け算
println(s[0] + "=" + price);		// Banana=196と出力



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Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.0 Generic. (公開:2011-10-20)
このドキュメントはTakumi Funadaがprocessing.orgのリファレンスをベースに、書籍『Processingをはじめよう』のために執筆したものです。紙数の制約により、書籍の内容に関連する項目を選び、説明を簡略化しています。全機能に対するより詳しい解説が必要な場合は、processing.orgか開発環境に付属するドキュメントを参照してください。
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