算術関数

　複雑な計算をするときは専用の関数をうまく活用すると、コードがすっきりします。

abs(a)	aの絶対値を求める
sqrt(a)	aの平方根を求める
sq(a)	aの2乗を求める
pow(a, b)	aのb乗を求める
exp(a)	eのa乗を求める
log(a)	自然対数を求める
round(a)	小数点以下を四捨五入する
floor(a)	小数点以下を切り捨てる
ceil(a)	小数点以下を切り上げる
min(a, b)	最小値を求める
max(a, b)	最大値を求める
constrain(a, min, max)	aをminとmaxの間に制限する
mag(x, y)	原点から座標(x, y)までの距離を求める
dist(x1, y1, x2, y2)	2点間の距離を求める
lerp(a, b, c)	aとbの間の、比cで指定される値を求める
norm(a, b, c)	aを範囲b-cから0から1の範囲へ変換する
map(a, b, c, d, e)	aを範囲b-cから別の範囲d-eへ変換する

　パラメータが複雑な関数については、次の例を参考にしてください。

println(min(5, 9));				// 5を出力
// min()とmax()は配列を渡すこともできます
float[] list = { 9, -4, 2.2, 0 };
println(max(list));				// 9.0を出力

println(pow(2, 3));				// 2の3乗 8を出力
println(constrain(10, 20, 30));	// 20〜30の間に収める 20を出力
println(norm(5, 0, 10));			// 0.5を出力

println(dist(1, 1, 11, 11));		// (1,1)-(10,10)間の距離を出力
println(mag(10, 10));			// 原点から(10,10)までの距離を出力
println(lerp(10, 20, 0.2));			// 12を出力
println(map(2, 0, 10, 100, 200));	// 120を出力

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