Processingクイックリファレンス


cursor(), noCursor() マウスカーソルの制御


 cursor()関数を使ってマウスカーソルを変更することができます。あらかじめ定義されている形のほかに、ユーザーが定義した画像も使用可能です。ユーザー定義のカーソルのサイズは16×16または32×32が推奨されます。ただし、Webでは標準のカーソルのみが使えます。noCursor()関数はカーソルを非表示にします。cursor()関数を実行すると、カーソルはまた現れます。

【構文】
cursor()
cursor(mode)
cursor(image, x, y)

【パラメータ】
mode カーソルの形(ARROW、CROSS、HAND、MOVE、TEXT、WAIT)
image ユーザーが定義するカーソル(PImage)
x, y カーソル内のアクティブスポットを示す座標(int)

【戻り値】
なし

 次の例はカーソルをコントロールする方法を示しています。カーソルを手の形に変更し、ボタンを押している間はカーソルは消します。

void draw()
{
  if(mousePressed == true) {
    noCursor();
  } else {
    cursor(HAND);
  }
}



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Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.0 Generic. (公開:2011-10-20)
このドキュメントはTakumi Funadaがprocessing.orgのリファレンスをベースに、書籍『Processingをはじめよう』のために執筆したものです。紙数の制約により、書籍の内容に関連する項目を選び、説明を簡略化しています。全機能に対するより詳しい解説が必要な場合は、processing.orgか開発環境に付属するドキュメントを参照してください。
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