Processingクイックリファレンス


tint() 画像に色を付ける


 画像に色を付けることができます。色とアルファ値を指定することで、色を変えずに透明度を変更することもできます。

【構文】
tint(gray)
tint(gray, alpha)
tint(value1, value2, value3)
tint(value1, value2, value3, alpha)
tint(color)
tint(color, alpha)
tint(hex)
tint(hex, alpha)

【パラメータ】
gray グレースケール。デフォルトでは、黒=0、白=255
alpha 透明度(alpha)
value1 赤または色相(hue)
value2 緑または彩度(saturation)
value3 青または明度(brightness)
color color型の値
hex #FFCC00や0xFFFFCC00といった16進数表現

【戻り値】
なし

 次のプログラムはtint()を使って画像に色を付ける例です。

PImage b;
b = loadImage("laDefense.jpg");
image(b, 0, 0);			// そのまま表示
tint(0, 153, 204, 127);	// 塗り色は青、透明度を50%に設定
image(b, 50, 0);			// 薄い青で表示

 tint()による設定を無効にしたいときは、noTint()を実行してください。



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Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.0 Generic. (公開:2011-10-20)
このドキュメントはTakumi Funadaがprocessing.orgのリファレンスをベースに、書籍『Processingをはじめよう』のために執筆したものです。紙数の制約により、書籍の内容に関連する項目を選び、説明を簡略化しています。全機能に対するより詳しい解説が必要な場合は、processing.orgか開発環境に付属するドキュメントを参照してください。
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