Arduinoチュートリアル 基礎編


変数

原文

変数(variable)は、スケッチのなかで使う値に名前を付けて保存する方法です。センサから読みとったデータや計算の過程で使用する値の格納に使えます。

【変数の宣言】

変数を使うときは必ず事前の宣言が必要です。変数の宣言とは、型の定義、オプションの指定、そして初期値の設定を意味します。宣言時に初期値を設定せずにおくことも可能です。

プログラマーは変数の型を選ぶとき、数字の大きさをよく考えてください。また、変数がどこで宣言されたかによって、その変数が使える(見える)範囲が異なります。これを変数のスコープといいます。
http://arduino.cc/en/Reference/Scope

変数は宣言時に初期化(値を割り当てること)されるかもしれませんし、されないかもしれません。変数をアクセスする前に、その変数が有効な値を持っているか確かめることは、良いプログラミングをする上で重要です。

int inputVariable1;
int inputVariable2 = 0;     // どちらも正しいコード

【変数の使用】

変数を宣言したら、代入演算子(=)で記憶しておきたい値をセットして使います。代入演算子は式の右側を左側に割り当てます。

inputVariable1 = 7;  // 変数inputVariable1に7をセット
inputVariable2 = analogRead(2); // アナログ入力ピン2の値をセット


【例】

変数に値を代入したら、条件に合致するかテストしたり、代入されている値そのものを使うことができるようになります。次の例はinputVariable2が100未満であるかどうかをテストすることで、最低でも100ミリ秒の待ち時間となるようにしています。

if (inputVariable2 < 100)
{
  inputVariable2 = 100;
}

delay(inputVariable2);

この例には、よく登場する変数の使い方が3つ含まれています。if (inputVariable2 < 100)は変数のテスト。inputVariable2 = 100は数値の代入。そして、delay(inputVariable2)は関数のパラメータとして変数を使っています。

【スタイルノート】

変数には説明的な名前を付けるようにしましょう。そうすれば、コードがより読みやすくなります。tiltSensorやpushButtonといった名前なら、変数が何を表しているか理解しやすいはずです。これは自分のためだけでなく、コードを読む誰か別の人のためにもなります。いっぽう、varとかvalueといった変数名は読みやすさに貢献しません。

すでにArduino言語が使用しているキーワードを変数名に使うことはできません。変数名の最初の文字を数字にすることも避けましょう。
http://arduino.cc/en/Reference/Keywords


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このドキュメントはArduino Teamにより執筆され、Takumi Funadaが翻訳し、一部加筆修正したものです
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