ブートローダ原文ブートローダはArduinoボードのチップにあらかじめ書き込まれている小さなプログラムです。これにより、ハードウエアを追加することなくスケッチをアップロードできます。 Arduinoボードをリセットすると、まずブートローダが走ります。最初にブートローダはデジタルピン13にパルスを送ってLEDを点滅させ、ブートローダが正しく動作していることをユーザーに知らせます。次にパソコンからデータやコマンドが送られてくるのを待ちます。通常、このとき送られるのはスケッチで、ブートローダはそれをFlashメモリに書き込み、起動します。パソコンから何も送られてこなかった場合は、すでに書き込まれている(最後にアップロードした)スケッチを起動します。 【ブートローダの存在理由】 ブートローダによって、スケッチを書き込むためのハードウエアを別に用意する必要がなくなります。ブートローダをチップに書き込むときには、そうした外付けのハードウエア「プログラマ」が必要です。 [目次へ戻る] |
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このドキュメントはArduino Teamにより執筆され、Takumi Funadaが翻訳し、一部加筆修正したものです
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