Arduino日本語リファレンス


% (剰余)

原文

整数の割り算を行ったときの余りを返します。

【構文】

答 = 値1 % 値2;

【パラメータ】

値1 変数または定数
値2 変数または定数

【例】

x = 7 % 5;   // xは2に
x = 9 % 5;   // xは4に
x = 5 % 5;   // xは0に
x = 4 % 5;   // xは4に

剰余演算子は配列の要素を循環的に使いたいときに便利です。次の例は、配列の要素を1つずつ更新します。10個目を更新したら、最初の要素へ戻ります。

int values[10];
int i = 0;

void setup() {}

void loop() {
  values[i] = analogRead(0);
  i = (i + 1) % 10;   // 剰余演算子を使ってインデックスを計算
}


【TIPS】

剰余演算子は浮動小数点(float)の値に対しては機能しません。



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このドキュメントはArduino Teamにより執筆され、Takumi Funadaが翻訳し、一部加筆修正したものです
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