#include原文#includeは外部のライブラリ(あらかじめ用意された機能群)をあなたのスケッチに取り入れたいときに使います。この機能によりプログラマはC言語の豊富な標準ライブラリやArduino専用に書かれたライブラリを利用できます。 AVR Cライブラリのリファレンスは下記のURLです。AVRはArduinoのベースとなっているAtmelのチップです。 http://www.nongnu.org/avr-libc/user-manual/modules.html #includeも#defineと同様にセミコロンは不要です。 【構文】 #include <LibraryFile.h> #include "LocalFile.h" <LibraryFile.h>のように、ファイル名が山カッコに囲まれているとき、そのファイルはArduinoのライブラリパスから探されます。他の人が作ったライブラリを読み込むときはこの書き方が多いでしょう。 "LocalFile.h"のように、ダブルクオートで囲まれているときは、ライブラリパスより先に、現在のスケッチフォルダ内が探されます。自分で書いたファイルをインクルードするときに使います。 【例】 この例では、RAMのかわりにFlashメモリにデータを保存するためのライブラリをインクルードしています。この方法により、動的な記憶に必要なRAMスペースが節約でき、ルックアップテーブルも実用的に使えるようになります。 #include <avr/pgmspace.h> prog_uint16_t myConstants[] PROGMEM = { 0, 21140, 702 , 9128, 0, 25764, 8456, 4500 }; [目次へ戻る] |
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このドキュメントはArduino Teamにより執筆され、Takumi Funadaが翻訳し、一部加筆修正したものです
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