String s = "abcdefgh"; Serial.println(s.charAt(1)); // bと表示されます string.compareTo(string2) 2つの文字列を比較します。ABC順で見たとき、string2のほうが後ろに来るなら負の値、前に来るなら正の値を返します。インスタンスとstring2が一致するときは0を返します。 String s = "abc"; Serial.println(s.compareTo("abb")); // 1と表示されます Serial.println(s.compareTo("abd")); // -1と表示されます string.concat(string2) 文字列を連結します。stringの末尾にstring2が付け加えられます。 String s = "abcd"; s.concat("efgh"); Serial.println(s); // abcdefghと表示されます string.endsWith(string2) stringの末尾がstring2のときtrueを返し、そうでなければfalseを返します。 string.equals(string2) 2つの文字列を比較し、一致するときtrueを返し、そうでなければfalseを返します。大文字小文字を区別します。 string.equalsIgnoreCase(string2) 大文字小文字の区別をせず比較し、一致していればtrueを返し、そうでなければfalseを返します。helloとHELLOは一致するとみなされます。 string.getBytes(buf, len) 文字列をbyte型の配列(buf)にコピーします。lenはbufのサイズです(int)。 string.indexOf(val, from) 文字列の中を先頭から検索し、見つかった場合はその位置を返します(1文字目が0です)。見つからなかったときは-1を返します。valは探したい文字('a')または文字列("abc")です。fromは検索を始める位置で、省略も可能です。 String s = "abcdefgh"; Serial.println(s.indexOf("fg")); // 5と表示されます string.lastIndexOf(val, from) 文字列の中を末尾から検索し、見つかった場合はその位置を返します。見つからなかったときは-1を返します。valは探したい文字('a')または文字列("abc")です。fromは検索を始める位置で、省略可能です。 String s = "abc_def_ghi_"; Serial.println(s.lastIndexOf('_', 10)); // 7と表示されます string.length() 文字数を返します。 String s = "abcdefg"; Serial.println(s.length()); // 7と表示されます string.replace(substring1, substring2) 置換します。substring1をsubstring2に置換した文字列を返します。 String s = "abcd"; Serial.println(s.replace("cd", "CD")); // abCDと表示されます string.setCharAt(index, c) indexで指定した位置の文字をcに置き換えます。stringの長さより大きいindexを指定した場合はなにも変化しません。 String s = "abcdefg"; s.setCharAt(3, 'D'); Serial.println(s); // abcDefgと表示されます string.startsWith(string2) stringの先頭がstring2のときtrueを返し、そうでなければfalseを返します。 string.substring(from, to) 文字列の一部を返します。toは省略可能で、fromだけが指定されているときは、from+1文字目から末尾までの文字列を返します。toも指定されているときは、末尾ではなくtoまでを返します。 String s = "abcdefgh"; Serial.println(s.substring(3)); // defghと表示されます Serial.println(s.substring(3, 6)); // defと表示されます string.toCharArray(buf, len) 文字列をbyte型の配列(buf)にコピーします。lenはbufのサイズです(int)。 string.toLowerCase() 大文字を小文字に変換します。(Arduino 1.0以降では変換後の値を返すのではなく変数が変化します) string.toUpperCase() 小文字を大文字に変換します。(Arduino 1.0以降では変換後の値を返すのではなく変数が変化します) string.trim() 先頭と末尾のスペースを取り除きます。 String s = "\n abcd \n"; // 前後に改行とスペースが入っています String s2 = s.trim(); Serial.print("["); Serial.print(s2); Serial.println("]"); // [abcd]と表示されます [目次へ戻る] |
Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License.
このドキュメントはArduino Teamにより執筆され、Takumi Funadaが翻訳し、一部加筆修正したものです
ご意見はtf at musashinodenpa.comまでお送りください
[ドキュメント一覧]